漢方を用いた、低体温症改善のはなし。

漢方

低体温症の根本的な改善には、生活習慣の見直しが最も必要です。定期的な運動、食生活の見直し、サプリメントを補助的に使うなどの対策も有効です。その他に、種類も豊富な漢方薬を服用するという方法もあります。
エキス剤、錠剤、液体などの区別もあり、一人一人の体質や症状に合ったものを服用すると長くても1~2カ月で効果を実感できる、ともいわれています。

漢方による低体温の種類

漢方では、低体温の種類としては次のものがあるといわれています。

  1. 全身的な冷えによる新陳代謝の低下によるもの
  2. 体に余分な水分がたまり、胃腸機能などが衰えて起きるもの
  3. 血行不良によるもの
  4. 自律神経のバランスが崩れることで起きるもの

どの種類に入るか、処方前の入念なカウンセリングを経て、その人の体質や症状に合った漢方薬を処方してもらえます。
よく知られている低体温に効く漢方薬としては、十全大補湯、婦宝当帰膠、参茸補血丸、海馬補腎丸、八味丸、当帰四逆加呉茱萸生姜湯などがあります。
このうち婦宝当帰膠は冷えに効く漢方薬として知られていて、血行をよくしてくれると同時に天然のコラーゲンをも含んでいるといわれ、愛用している人も多いようです。

漢方薬のよさ

薬の起源が「寒さで傷められた病気」を治すというもののせいか、冷えに対する薬の種類が多いのは漢方薬です。個人に合った薬を処方してくれて、実際に体に合えば長くて1~2カ月で症状が落ち着く、という良さがあります。漢方薬は高い、というイメージもありますが、いまは保険適応の漢方薬を処方してくれる病院もあるようです。

まとめ

低体温の改善に関しては、漢方薬を服用することはメリットが多いと思われます。少なくとも改善する方法の一つに加えてもいいでしょう。他の生活習慣を見直すことと併用して使えば、より効果も大きくなります。

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