肩こり、腰痛…その原因は低体温だった!

肩こり

性別や年齢に関係なく、肩こりや腰痛に悩まされる人が多いと言われる現代ですが、スマホやパソコンなどの使用による、眼の疲労からくる肩こりは現代特有の肩こりだと言えるでしょう。これらは原因が分かっている肩こりですが、原因が明確ではない肩こりや腰痛に悩まされてはいませんか。それらは低体温が原因かもしれません。

 

肩こりの主な原因と低体温

代表的な肩こりの原因には、姿勢によるもの、精神的な緊張によるもの、目の疲労の他、冷えなどの温度に関するものがあると言われています。長時間、同じ姿勢でデスクワークをする事で、特定の筋肉が収縮し頭部や腕を支える頚部の筋肉に負担が生じたり、精神的なストレスによって体を緊張させる神経の働きが優位になり、筋肉が硬くなってしまったりと、いずれも筋肉の緊張から血液循環が悪くなる事が原因です。また気温が低いと自然に体に力が入って毛細血管を収縮させて体温を逃さないように反応しますが、気温だけではなく低体温でも肩こりは起こります。低体温の場合も血液循環が悪くなるため、疲労物質がたまり、こりや痛みが発生します。

 

腰痛の主な原因と低体温

腰痛は一度なると治りにくく、悪化するケースが多いと言われています。腰痛の原因は、筋肉の衰えや、骨格のゆがみ、血行不良が代表的です。運動不足による筋力の低下は腰痛になりやすく、特に背筋より腹筋が弱いと腰痛になりやすい傾向があります。また姿勢が悪く骨格がゆがむことでも腰痛を引き起こします。これらはよく知られている事ですが、意外と知られていないのが血行不良による腰痛です。血行不良は運動不足、肥満、下着のしめつけなどが原因ですが、低体温も血行不良の代表的な原因です。血行が悪いと筋肉にたまった疲労物質を取り除きにくくなるため、疲労物質がたまったままになり、腰痛を引き起こします。

 

まとめ

肩こりや腰痛は普段の生活習慣の積み重ねで起こる事がほとんどです。筋肉が衰えると基礎代謝が下がってしまいますが、基礎代謝が悪いと低体温を引き起こします。低体温だから基礎代謝が下がっているのか、基礎代謝が下がったから低体温になるのか、いずれにせよ悪循環である事は間違いありません。低体温を改善する事で、肩こりや腰痛をやわらげることができます。原因が明確ではない肩こりや腰痛は低体温が原因かもしれません。

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